【第4回】「私を愛でるって、どうすればいい?」

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「私を愛でるって、どうすればいい?」

「自分を信じるとは、自分を愛でること」

これまでのお話の中で、そうお伝えしてきました。


でも、具体的に「愛でる」ってどういうこと?と
思われた方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回は、「私を愛でる」ための具体的な方法
いくつかご紹介したいと思います。

1. 「自分いじめ」に気づく

まず大切なのは、
気づかないうちにしている「自分いじめ」に
気づくこと。

たとえば、
・どうして私はできないんだろう
・私なんて大したことないし
・また失敗した、やっぱりダメだ

こんなふうに、自分に対して
無意識のうちにダメ出ししていませんか?

もし心当たりがあるなら
「待って待って、私、今すごく責めてるね」
と、まず気づいてあげましょう。

そして、
「でも本当はよくやってるよね」
「今日もよく頑張ったよ」
そう声をかけてあげる。

これが、愛でることの第一歩です。

2. 自分との「わたし時間」をつくる

次にオススメなのは
「わたし時間」をつくること。

家族のこと、仕事のこと、
気がつけば「自分のための時間」なんて
後回しになっていませんか。

たとえば、
・好きなお茶をゆっくり味わう時間
・好きな音楽を聴きながらボーっとする時間
・散歩をしながら空を見上げる時間

たった10分でもいいんです。
「私が心地よいと思える時間」を
意識的に持つこと。

それだけで、心がホッと緩みます。

3. 自分の気持ちを書き出してみる

頭の中でグルグルしていることって
整理がつかなくてモヤモヤしますよね。

そんな時は、
ノートにただ思いを書き出してみる。

「今日はちょっと疲れたな」
「本当はもっとこうしたかった」
「でも、よく頑張ったよね」

書いているうちに
自分の気持ちが見えてきます。
そして、書き終えた後には
「そっか、そう感じてたんだね」と
自分を労わる言葉を添えてあげましょう。


愛でることは、特別なことではありません。
日々の中で、自分に優しい視線を向けること。

自分を愛でることができるようになると
「私は私を信じられる」
そんな感覚が、自然に育っていきます。

次回はいよいよ最終回。
60代からの人生を「私のために歩きたい」と思っている方へ
最後のメッセージをお届けします。

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この記事を書いた人

なかがわりょうこのアバター なかがわりょうこ 心の根をほぐして ほんとうの自分を咲かせる人

60代という節目に、これまでの人生をねぎらい、心の根っこからやさしくゆるめていくことで、ほんとうの自分を取り戻すお手伝いをします。
素直な自分を大切にできる安心の場で、本心に気づき、これからの人生を歓びと希望で彩るサポートを。
その姿が、次の世代へのやさしい橋渡しとなるように――。

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